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「住まいの健康計画」メンテナンスの費用とスケジュール

家は資産だと思いますか、
それとも負債!?土地はどうですか!?

定期的にメンテナンスや、手を加えたりしないと、
家の産価値はどんどん下がっていきます。

そうでなくても、固定資産の評価額は25年後に20%になってしまいます。それは見た目以上に高価な家、お金をかけた家であっても同じです。
家は建ててそれで終わりではありません。
建てた後もしっかりと定期的にメンテナンスや手入れをしていかないと、実はどんな家でも、長持ちはしません。

わが社の家はメンテナンスフリーの家です。と言っている会社もありますが、実際には一切のメンテナンスのいらない家、メンテナンスフリーと言う家は、現実的には、ありえません。住宅設備は途中で故障しますので、交換の必要性がありますし、絶対に途中で何らかの手を加えたり、メンテナンスをすることが、必要なはずです。

しかし、その時になってメンテナンス費用を用意していますか、普段のローン支払いに追われて用意出来てないということに、問題があるということです。家の価値、資産価値というものは、実はどんどん減ってきます。

日本古来の神社仏閣は長持ちしていますといわれますが実はしっかり手を入れてきたからこそ、永く維持し続けれたのであって、他の一般的な建築物と大きく建て方が大きく違っていたということ、 昔ながらの工法で建てているから、永く持ったということではありません。

いかにしっかりメンテナンスを行うことで、
家を維持し続けられたと言うことです。

では、そうでない場合には、
どうしたらいいかということですが…?

 

イニシャルコストとの
バランスで考える家づくり

イニシャルコスト、ランニングコスト、極力最小限の費用でメンテナンスしていく事が出来る家が、実際いい家だと思います。しかし現実は、住宅ローンを払っていくのが精いっぱいで、なかなかメンテナンスを心配するまでいっていません。住んでからの光熱費なども値上がりし、トータルバランスまでを考えて決めないと、後々の維持費や、実際に不都合が起きて初めて、直さないといけないことになってから、慌てる結果となってしまいます。

建てた本人が使っている時は、何とかなるとは思いますが、その後、子供が相続して、生活に合わないし、使いにくいので、リフォームや改築を考えた時には、予想以上に費用がかかることになって、 挙句の果てには、解体されるてしまうという結果が待っています。

そうならないようにするにはどうしたらいいのか、どんな家づくりをすればそうならないのかを、事前に知ってくことが、重要な事だと思います。

家づくりではそれどれ住む人はもちろん違いますし、生活も違っています。建てる場所も、間取りや建て方・工法や、仕様も違っています。どのやり方が正解で、どれが間違いだということはありません。

しかし、やはり家は資産として価値を維持し続け、出来れば自身の子供に受け続けられるべきものであると思います。
そうであればどうすれば、資産価値も下げずに維持し続けられるのでしょうか!?

よく言われていることですが、長期優良住宅仕様や高耐久仕様の家を建てることは当然必要なのですが、実はそれだけではいけないということがありますが、それは…、どういうことなのでしょうか…!

 

家は資産にはなりにくい

実は今の時代は、家は資産にはなりにくいと思います。

今の会社にずっと勤める事が出来る人はいいのですが、転勤がある会社であれば、一般的には単身赴任を余儀なくされたりする場合が多く、転勤がなくても、夫婦どちらかのご両親の面倒を見るために実家を引き継ぐ可能性も起こりうる話です。最悪は家を貸したり、売ったりして、転勤しないといけない場合も起きてきます。
そういうことが考えられる方の場合には、あまり便利だからと言って高い土地を買うということ、特殊な家づくり、凝った家でもいいのですが、極端に住宅コストが高くなった家を建てた場合には、売ることを考えた時に、高くてなかなか売れないかもしれないという、リスクが高すぎる事だと思います。
そうなると自分の年齢にもよりますが、返済が完了するまでは家に借金が残っている、家は負債となりますので、返済が終了するまで、自分たちにはどんなリスクがあって、そのリスクがあった時にはどうすれば回避できるのか!?を、事前に想定して、考えておかなければなりません。

よく言われることで、家は財産だから、借金してでもぜったいに建てたほうがいいといわれてきました。いままでは、家は高い家の方がいい、安くてちゃちな家はだめだとか・・・、確かに一昔前までは、土地が右肩上がりで値上がりしている時は、年数が経っていても、建てた時の価格以上で売れる事はありました。
しかし、土地価格が上がらない状況下では、築年数が経つにつれて、家の価格(評価額)は年々下がっていきます。(近年、場所によっては少しずつ地価は上がってきてはいますが、それほど上がらない。場所によっては上がらないと思っていた方がいいと思います。)

当然、売ることを予定して、家を建てる人はほとんどいません。
しかし、将来自分の子供が引き継いでいくときには、ときとして負担になってしまうことが起こります。
実際、住宅は、建てられた後は、年々資産価値下がっていきます。どんなに立派な家を建てても、お金をかけた家であっても、資産価値が下がるのが、日本の家なのです。

そして実際には、将来処分したくなっても、なかなか買う人はいませんし、解体したとしても費用が掛かりますので、非常に厄介です。現行の法律では、解体すると、土地の固定資産税評価額は高くなってしまいます。
最近やっと、法律改正の動きで、人が住んでなくて、ただ建っているだけで、崩壊の危険性のある住宅の固定資産税を、高くしたり、維持管理できてない場合には強制的に解体されて、その費用を負担しないといけないということになってきます。
ただし、途中でリフォームしたりして、手を加えることで、資産価値は維持できると思います。

 

建てた後にしっかりと住まいの健康計画、
メンテナンスを行うことが大事です

一生メンテナンスフリーということはありません。
家は建てたら終わりではなく、建てた後にしっかりと住まいの健康計画、メンテナンスを行うことが大事です。

家の資産価値が下がらないように、長く住み続けられるように、住まいの健康計画をしっかり立てて、普段から自分でできる家のお手入れを行うこと、自身では出来ないメンテナンスが必要な時期が来た時には、きちんとメンテナンスを行うことが大事な事です。

つまり
〇まず日常のお手入れは、自身でできる場所に関しては定期的に行ってください
〇自身ではできないメンテナンスに関しては、一般的に塗装を塗り替え張替えたり、交換したりする費用が必要となりますので、計画的に予算を準備してください。



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