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5つの設計基本ポリシー

1.  地域の気候風土を考慮した家づくり

北陸地方は多雨多湿で、年間を通して湿度が高く、冬季の積雪も考慮しないといけません。
一般的に富山県、特に砺波地方は西風が強く吹く日が多く、春先の風や冬季の雪風対策が必須です。

玄関の向きや、開放できる窓の位置も当然関係してくるので、間取りに注意しないといけません。

2.  耐久性・耐震性重視の考え方、
   今だけの流行だけにとらわれない家づくり

屋根の軒の出がゼロや、少ない家づくりは、極力避けた方が良いです。(外壁から伸びている屋根の部分のことです)
見かけだけで採用しがちですが、 長期にわたってのリスク回避や、出来る限る耐久性がある外壁材を採用しないと、壁に雨が当たる面積が大きくなり、 劣化や雨漏り、 凍害に対してのリスクが高まります。

他にも地震や災害、 特に大きな繰り返し地震に対して強い家づくり、 今だけの流行に左右されることなく30、50年先でも色あせない外観や飽きの来ないデザイン お手入れやメンテナンスを考慮して、価格だけではない、長期において良い仕上げ材を選ぶことが重要です。

3.  一定レベル以上の住宅性能の確保

家は建てた後も当然メンテナンスが必要になります。 住宅設備などは、 将来容易に交換できないと困るのですが、 住宅の構造、 特に性能は簡単には変えれません。 設備のように、古くなったから交換はできないので、最初からしっかりと基準以上の性能を確保しておくことが重要です。見た目も大事ですが、イニシャルコストだけではなく、ランニングコストも考えた家づくりで、一年中快適に安心して暮らせる家づくりが重要だと考えます。

4. 将来の暮らし方、生活の変化にも対応できる、
  可変性間仕切りと収納計画

今の生活だけを考えるのではなく、 将来の家族の生活は変化していきます。今は良くても、その時は生活に不便を感じるかもしれません。ライフスタイルの変化に合わせて、リフォームをすると無駄な費用が掛かってしまいます。
容易に対応できる間取りやプランを考えておくことで、将来困らない20年、30年先も住み心地の良い家を作ることが可能になります。

5.  家づくりはお庭とセットで、
  生活にゆとり・心の潤い

アパートでは味わえない、 一戸建て住宅の最大の魅力は、 庭のある暮らしです。
家族が豊かに暮らす生活には、ちょっとした緑のある空間が必要です。ちょっとの緑でもあると、人は心にゆとりができ、休日お庭でのんびりすることで、心に潤いを与えれます。気持ちよく帰ってこれる家、「早く帰ってきたいな」と思える家を作りませんか?

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