住宅会社を選ぶ
引き渡しから10~8ヶ月前
住宅会社選びは前半の大きな山場。
住宅会社のタイプごとの特徴や工法について簡単に説明します。
自分たちにはどんなタイプが合っているかを見極め、
その上で「良い住宅会社とは?」の条件と照らし合わせてみて下さい。
会社の規模や体制による住宅会社4つのタイプ
① ハウスメーカー(大手住宅会社)
全国各地に支点や営業所を持ち、自社内で大規模な生産体制を整えています。ただし、実際の工事は下請けの工務店に委ねていることがほとんど。大手ならではの安心感がある反面、膨大な広告費やモデルハウスの建築費などが価格に反映されている分、全体的に高価です。
② 工務店
プラン段階から引き渡しまで一貫して請け負ってくれるのはもちろん、土地探しや、施工後のトラブルにまで柔軟に対応してくれる、地域密着型の頼れる存在です。価格は低めですが、会社の規模でいうと中小企業の枠に入る場合がほとんど。信頼に足る会社か、健全経営かなどが重要な見極めポイントです。
③ 設計事務所
個性的な家を建てたいと考えているなら、断然設計事務所がおすすめ。ただし、凝った家づくりをする都合上、建材を効率的に使うような手法をあまりとらないため、施工コストが高くなりがちです。
④ フランチャイズ
企画から宣伝までを手がける本部と、施工を行う加盟店(主に工務店)で構成されています。工務店単独では難し部材の一括仕入れなどでコストダウンを図っているため、標準仕様内で建てれば安く建てることが可能です。
家の性能を決める構造や工法も住宅会社ごとに特徴が
日本の戸建て住宅の構造は、主に費用面での理由から、大半が木造です。その他にも、鉄筋コンクリート造(RC)などがあります。
工法は、柱と梁でつくられた骨組みで建物を支える「軸組工法」と、壁(面)で建物を支える「壁式工法」とに大別されます。
どんな構造・工法にもメリット・デメリットがあります。住宅会社ごとに、得意とするもの・取り扱っていないものもありますので、どんな家を建てたいかなどから、総合的に判断しましょう。
木造戸建て住宅の主な工法・構造
木造在来軸組工法
日本の伝統的な工法。
単に「在来工法」と呼ぶことも。日本の一戸建ての5割以上がこの工法でつくられています。コンクリート基礎の上に柱と梁で骨組みをつくり、斜めに渡した筋交いで補強することで、建物にかかる力を軸および天で受けます。
・間取りやデザインの自由度が高い
・後のリフォームがしやすい
壁式工法
北米から輸入された「ツーバイフォー(2 × 4)工法」のことで、正式名称は「枠組壁工法」。
断面が2 × 4インチの角材でつくった枠に合板を打ち付け、ゆがみに強い「面」をつくったら、それらを6面体に組んで空間を構成します。力にはめんで受けます。
・基本的に高気密で高断熱
・後期が比較的短く、安価
プレハブ工法
柱や梁、壁などの部材を工場で生産し、現場で組み立てます。
品質の安定性や耐火性などの各種性能審査が義務づけられていて、クオリティにバラつきが出にくいのが特徴。躯体の素材は、木造以外にも鉄骨系、コンクリート系など各種あります。
・軽量、工期が短い
・躯体が外圧で変形しにくい
「いい会社」の条件って?
《家づくりパートナーの見極めポイント》
家づくりだけでなく資金計画から親身に!
「え?住宅会社って、建てる時の資金計画まで面倒を見てくれるの?
答はイエスです。
もちろん、世の中そういう会社ばかりではありませんが、だからこそ、お金のことから親身になってくれる会社を選びたいもの。「受注さえできれば、その後の施主の暮らしはどうでもいい」という会社とは、誰だってあまりお付き合いしたくないはずです。ましてや、ちょっと話を聞きたいと訪問したのに、いきなり「銀行でいくら貸してもらえるか、先に確かめてきて」などという素っ気ない態度の会社は、空いてにしてはいけません。
親身になって一緒に資金計画を立てる。その上で、あなたのマイホームへの要望をまとめ上げ、予算内にしっかり収めてみせる…そんな会社こそが真のプロであるはずです。
もみ手をして何でも「できます」「頑張ります」でやりすごす会社は☓。メリットもデメリットも包み隠さず教えてくれるなら、知識豊富な証拠。
うやむや回答なし!いつでもわかりやすく説明
住宅会社での相談や打合せの際に、担当者の受け答えをじっくり観察しましょう。
大抵の人にとっては、家づくりは初めてのことばかり。工法や技術、建材など、わからないことだらけ。でもそこをていねいに、初心者にもわかりやすく説明できるかどうか?これは、実は住宅会社の力量を示す大事なポイントなのです。
回答をうやむやにして、次回へ先送りしてはいないか。あるいは「できますよ!頑張ります!」のオンパレードで、具体的な説明を避けていないか。その辺りがアヤしい会社は、不勉強や知識が浅い可能性もあります。住宅会社として研鑽を積んでいないということとイコールですから、気をつけたいものです。
また、そうした雰囲気や姿勢を敏感に感じ取れるよう、必ず数回に一度は(自宅でなく)住宅会社で打合せをするようにしましょう。
何十年も住み続ける家だから、メンテンナンスや保証は大切。我が家のことを知り尽くしたホームドクターのような存在もぜひ見つけたいものです。
何十年も住み続けるからメンテナンスと保証は必須
家は「建てて終わり」ではありません。その先、何十年も住み続けるのですから、どんなにていねいに施工しても、経年劣化だけはさけられません。定期的なメンテナンスは、家の寿命を伸ばす最善策です。
従って、メンテナンスや保証の体制がしっかりしているかは会社えらびの大事な要素。「瑕疵担保責任保険」にちゃんと加入しているか、築何年目にどんな定期点検をしてくれるのか、その際の費用負担はどの程度か…などについて、住宅会社の考え方を確認してください。
そして納得のいく体制をとっている会社を選びましょう。
大幅値引きを申し出る会社には要注意!
ときおり数十万~数百万円という大幅な値引きを提示する会社があります。
そんなとき「ラッキー!」などと思ってはダメ。こういう会社は要注意ランクの会社だと思ったほうが賢明です。というのも、値引きができるということは、最初からその分が価格に上乗せされているということ。不誠実だと思いませんか?
あるいは値引き分をひねり出すために、材料を間引いたり、ワンランク下のものを使ったりしてコストを圧縮している可能性もあります。または、下請け職人さんたちの工賃を不当に値切っている場合も…。いずれにせよ、あまり信用したくない会社であることは間違いありません。
- 資金計画から親身になってくれる会社
- 明快・ていねいな受け答えで知識が豊富な会社
- 後々のメンテナンスや保証がしっかりした会社
- 安易な値引きを申し出ない誠実な会社
会社選びはとても重要なステップ。家づくりにおいて「何を重視するか?」を自分に問いながら、いろいろな会社を眺めましょう。
家づくりを依頼する会社の選び方
富山県の新設住宅着工棟数は、約5000から6000棟ですが、その中で、100棟以上建てている会社もあれば、1棟以下(リフォーム中心)の会社まで、家を建てている会社は何百とあります。
その結果として、どこで、誰に相談したらいいのかがわからなくなってしまいます。
せっかく人生をかけて家を建てるのだから後悔したくないし、お金を無駄にしたくないと思うのは、誰もが思うことです。
そこで、皆さん会社選びに悩みます、いったい誰に頼んだらいいのかと言われることですが、その時には大きい会社のほうがいいよ、よく名前の聞く会社に頼んだらいいよと言う人もいますが、はたして本当にそうでしょうか?
大きな会社じゃないといい家は建てれない!?
いまどき、そんなことはありません。
少なくとも富山県内に本社を構えている住宅会社では、どこの住宅会社でもしっかりした家は建ててくれます。
全国的に有名な会社や、県内の大手住宅会社といわれる所でなくても、富山県内に事務所を構えている地元の住宅会社や工務店はもちろんのこと、地元の工務店や、大工さんのやっている会社でも、しっかりと家を建てることはできます。(全部の会社が大丈夫ということではありませんが・・・!?)
よほど間違った会社に依頼しなければ、普通に家を建ててくれます。
いまどき、どこの住宅会社でもしっかりした家は建ててくれます。
全国的に有名な会社や、県内の大手住宅会社といわれる所でなくても、富山県内に事務所を構えている地元の住宅会社や工務店はもちろんのこと、地元の工務店や、大工さんのやっている会社でも、しっかりと家を建てることはできます。(全部の会社が大丈夫ということではありませんが・・・!?)
よほど間違った会社に依頼しなければ、普通に家を建ててくれます。
というのは、大きい会社だとつぶれないし、ちゃんと最後まで、面倒をみてくれるからと、言う人もいます。果たしてそうでしょうか?
ハウスメーカーと呼ばれる、全国的に名の通った会社だと、確かにしっかりしたものを建ててはくれそうな気はしますが、本当にそうでしょうか、確かに見かけはしっかりは作ってくれますが、絶対にということはないと思いますし、完璧と言うことはありません。(というのも、実際に組み立てているのは、現場の職人さんだからです)また、仕様のレベルの割には高くつきすぎると思います!
営業マンの対応が良かったから、と言う人もいますが、本当にそうなのでしょうか!?
それでは、県内でも有名な住宅メーカーがいいかというと、そうでもないと思います。営業マンの対応が良かったから、と言う人もいますが、本当にそうなのでしょうか!?
他社と比較してはい少しはいかもしれません。
しかし果たして本当にいつまで、その営業マンが、その会社に勤めていると思いますか!?
また、家を建てた会社は、定期的にメンテナンスはしますよ、と言いますが、果たしてその会社は50年たっても、存在していると思いますか、家づくりをしていると思いますか!?
そういっている全ての会社がそうだとは言いませんが、一般的にはその会社の社長が変わってしまったり、儲からないと判断した場合には、大きく人が変わってしまったり、最悪やめてしまったり、会社自体がなくなってしまったりすることもあります。
会社がなくなるというリスク
会社がなくなるというリスクは、小さな会社でも一緒ですので、大きい小さいにかかわらず、その会社の社長の経営に関しての考え方が継続するのに最も大きく影響すると思います。
なので、その会社を知るのに一番いい方法は、その会社の社長がどんな考えで家づくりをしているのかと言うことだと思います。
本当に家づくりが好きで家を建てているのか!
ただ単に商売として、自分たちの金儲けのためや、他に仕事がないので、ただ家を建てているのかと言うことです。
一般的には、多くの人が、住宅会社の見かけだけの良さで、住宅会社を選んだ結果、建てた後のローン支払いで後悔する人が多くいる、という現実があります。
「健康を最優先に考えて、仕上げ材に自然素材を使って建てても、今の時代では、安くていい家は建てられるということが分かりましたし、家づくりでも、何を最も優先させないといけないのか、と言うことも、分かりました。
家づくりの優先順位を決める
家づくりで、優先順位を決めることで、はっきり見えてくるはずです。
その結果こだわりたい部分を最大限に叶えてくれる住宅会社に、依頼すればいいと思います。
自分の人生の中で優先順位は何なのか、何を大事にして家を建てるかと言うことがまとまれば問題がないと思います。
私の言うことが正しくて、他の会社は間違っている、と言うことではないのですが、一般的には、建売と言われる、住む人が決まってないで、ただ単に土地付きで売りたいと考えている家づくりは、私はいいとは思いません。
しかし、時間をかけないで家が求めたいので、見た目が大事、形としてすぐに判断できる建売住宅を買いたいと思っている人であれば、仕方のないことかもしれません。
しかしやはり、会社の一方的な都合だけで、家を建てている感が強いので、あまりススメは出来ません。
まあ、その会社の経営方針でやっていることだから、仕方のないことなのですが・・・、
また、どの会社に頼んでいいかどうか迷った時は、営業マンでは決めずに、その会社の社長がどういう人で、なんのためにどんな思いで家を建てているのか会社の人に聞いてみるのがいいと思います。
出来る事なら本人に直接確かめてみるのもいいと思います。HP上だけでは判断しないでくださいね!
見学会に行って社長さんに会うのもいいかもしれません。
いなかったら、そのほかの従業員の人たちの働いている姿も参考になると思います。本当に好きで家づくりをしているのか、それともただ単に仕事だから、しょうがなくやっているのかと言うことです。
今、私が考える家づくりというのは、家は普通に住めればいいのであって、特別にお金をかけないといい家を建てられないということはないということです。
今は地域性もありますが、ほとんどどの会社に頼んでも、そこそこの家は建ててくれます。(建てた後の事まで考えなければということですが)
お客様に嫌われないことや、お客様が望む通りの家をそのまま建てることを、最優先に家づくりをしている会社や、営業マンは今でも多くいます。
しかし、本当に心からお客様のためだと考えている営業マンがいるのか!?
実際には、そうでもない場合が多いという現実があります。あるということ、お客様にとっていいことだと思って勧めたけれど、本当はお客様にとってはそうでもないことが多いと思います。
実際には、お客様との思いが食い違っているということです。
あなたには、実現したい夢はありますか!?
それは思いっきりあなたのこだわりを取り込んだ家づくりですか!?
それとも、ご夫婦・家族が一緒になって行う夢ですか!?
最初は「何のために家を建てるのか!?」「誰のために家を建てるのか!?」
をしっかりと考えてみてください。そうすると何を優先させればいいのか、どういう家づくりがいいのかがはっきりと見えてくるはずです。
まずは、あなたがどのような人生を送りたいのかを、しっかり考える事から始めて下さい!
Consulting STEP4 選ぶ
しかし、見た目の印象やカッコよさも大事ですが、
そこだけに目を奪われると、ほかのことがわからなくなりますので、自分たちにとっての優先順位は何かを忘れないでください!