ウッドデッキで秋の月を楽しんでみませんか
秋を感じられる格好の場所
チューリップハウスの竹田です!
日中は暑さの名残りもありますが、
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われる通り
下旬を過ぎると一気に秋がやってきます。
昔の家では
夏は簾戸(すど)
春・秋は障子
冬は襖(ふすま)と建具を替えたり
掛け軸や調度品類を季節に
ふさわしいものに替えたりして季節感を楽しみました。
「秋の夕日に照る山紅葉」という歌がありますが
秋色が濃くなってくると
屋外で季節を感じるのもいいものですね。
現代の家には
秋を満喫できる格好の場所としてウッドデッキがあります。
夏の間は、せっかくのウッドデッキも
日除けなしでは暑くて過ごせませんでしたが
これからの季節は
澄んだ夜空に浮かぶ月や星を楽しめる時期になります。
ウッドデッキは
実際にくつろぎ空間として楽しむだけでなく、
室内から窓の外を眺めたときの
広々とした空間を演出してくれます。
秋の楽しみは「月」
歌の通りに庭に紅葉があれば尚良しですが
秋の名物は紅葉だけではありません。
例えば「中秋の名月」は、風情を楽しむお月見の習慣です。
毎月ほぼ一度やってくるいつもの満月ではなく
一年を通して最も美しく見える
満月とされているのが「中秋の名月」です。
お月見と言えば月見団子とススキでしょう。
庭に紅葉がなくても、花瓶にススキを生け、
ちょっとしたスポットライトを当てれば、
素敵なウッドデッキを演出できます。
最近では、屋外に置ける家具も充実してきました。
金属製やプラスチック製のものは従来もありましたが、
美しいデザインが楽しめる籐(とう)製品や
雨風に強い人工素材のものも増えており
ホームセンターなどで気軽に購入できます。
こうした屋外専用家具を選ぶのも、
ウッドデッキがあればこその楽しみです。
ウッドデッキがない家は?
新築時にウッドデッキを設置しなかったご家庭でも
後からリフォームで取り付けることができます。
作り付けしなくても既製のものがあり
お好みの広さに増設できますから
スペースに余裕がなくても
畳一畳分程度からウッドデッキでの
季節感を楽しむことができます。
方形のウッドデッキを設けるゆとりがなければ、
リフォームで濡れ縁を設置する方法もあります。
濡れ縁なら奥行きは45~60センチ程度で済み
場所を取りません。
縁側に足を下ろして座るだけで
十分に季節感を感じることができます。
濡れ縁も既製の「縁台」などがあります。
家族で思い出づくりを
季節を感じながらくつろげるウッドデッキは
家族の絆を深める場にもなります。
物知りなおじいちゃんやおばあちゃんなら
虫の声の違いや、中秋の名月のような
昔の習慣について教えてくれるかもしれません。
季節を感じる空間でかけがえのない思い出づくりをしてみませんか?