オリンピックと「教育改革2020」
こんにちは、チューリップハウスの竹田です。日に日に秋が深まる季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
台風の被害に遭われた方々、特に千葉県の方々は、まだまだ不自由な生活を余儀なくされていると思います。復旧には時間もお金もかかるので、本当にこれからも大変な事だと思います。私たちはお見舞いの言葉しか言えませんし、国の支援もあるとは思いますが、とにかく頑張ってください!
さて、今回の話は、先日聞いた教育の話です。来年2020年は、東京オリンピックの開催年ですが、実は教育の世界でも「教育改革2020」ということで、大学入試が大きく変わります。これまでの知識を中心に問われたセンター試験に代わり、思考力や判断力、表現力、学習意欲などが問われる「大学入学共通テスト」が導入されます。国語・数学で一部記述式の問題が出たり、英語では「聞く、読む、話す、書く」の4技能が求められるようになるそうです。小・中学生の教育も、授業を一方的に聞くという受け身のスタイルから「主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)」を重視するスタイルに変わるようです。子ども同士での話し合いや子どもがプレゼンする場を設け、能動的に授業に関わる姿勢を養っていくとか。気になる英語については、高学年からだった授業が3・4年生からスタート。また、問題に対して最適な方法を予測し、解決していく力(論理的思考)を養うための基礎的な「プログラミング教育」も導入されます。 教育改革は私が中学生の頃にもありましたし、ゆとり教育もありましたが、今回の教育改革は、戦後初といわれる大改革だそうですね。背景には、今までとは比較にならない早さで変化している社会への危機感があるようです。しかし、社会がどんなに変化しても、子どもが自分で学び、考えて行動できるようになってほしいという願いは、教育者であれ親であれ、必ず持っているものだと思います。ここにきて担当大臣の問題発言が飛び出したりしましたので、今後の対応策も注目されていますが、教育改革がどういう方向に向かうかは、子どもたちにとって幸せな未来になることが最優先ですね。
また、オリンピックでもマラソン会場の変更でもめていますが、最後の決定は選手優先で決めていただきたいと思います。