お家と外構はセットで考えよう!
お家を建てる時、外構の事も考えなければなりません。
外構とは、正面のアプローチや駐車スペース、お隣さんとの境界やお庭など外の部分の事を指します。
家づくりをスタートさせたときはあまり考えることはない方も多いと思いますが、外構の事もしっかり考えなければいけません。
まず、富山県は車に乗る方が多く、一家に車一台以上が普通です。
となると、駐車スペースは必須になってきます。
そして、12月~3月頃までは雪が降り、かなり積もる年もあるのでガレージやカーポートはあるに越したことがないですよね。
次に、お家周りやお隣さんとの境界です。
お家周りを土のままにしていると雑草が生えることによって近隣の方と揉めることがあります。
境界もはっきりさせておいた方が後々の事を考えるといいかと思います。
となると最低限、ガレージかカーポートがある駐車スペース、お家周りと境界に関しては考える必要があります。
では、お庭とアプローチはどうでしょうか?
段々お家が建ち始めている分譲地を見てみましょう。
まずは正面です。
ほとんどのお家には駐車スペースはあり、アプローチは土間コンクリートが多いように感じます。
最近は無機質でシンプルがはやりなので土間コンクリートだけでもいいと思います。
予備駐車スペースとしても使えますし、お子様の自転車の練習もできますよね。
では、お庭はどうでしょうか。
お庭が完成しているお家は3分の1程で、3分の2程は土のまま手を加えていない状態です。
実は、住宅とセットでお庭の工事をした方が、別工事よりお安く施工することができることをご存じですか?
外構工事には、材料費や施工費のほかに重機運搬回送費や管理諸経費などがかかってきます。
工事の内容や期間、面積によって金額は変わりますが、前側と後ろ側を別々に施工すると2重で費用が掛かることになるので損です。
例えば、①前側に土間コンクリートを打設し、1年後にウッドデッキの土間コンクリートを打設した場合と、②同じタイミングで前側とウッドデッキの土間コンクリートを打設した場合だと①の方がトータル金額が高くなります。
そして、最近では物価が年々上がっているため、色々なことに関して去年の方が安くできました、、、と言うパターンが非常に多いです。
もし、裏庭に天然芝を張ることにした場合、前側にしか水栓柱がないと水やりを行うのにとても不便です。
裏庭に水栓柱を新設する場合、配管工事が必要になるためコストがかかります。
しかし、住宅の工事を行う前に決めておけば、別工事より安く施工することができます。
このように、コストの面で見るとお庭の別工事は余分に費用が掛かってしまいます。
今、お家づくりを進めている方や、これから始める方も、住宅の事に真剣になりすぎて、外構のお話を担当の方と全然できていないなという時や、イメージがあまりつかなくてお庭が後回しになってしまっている場合でも、今の思いを担当の方に相談してみてください。
お客様に合ったアドバイスをしてくれると思います!
住宅と外構の工事を一緒に行わなくても、セットで考えるだけでより良い方法が見つかると思います!