心に響く掃除
2023-03-15
チューリップハウスの竹田です。
花冷えの日が続いておりますが、
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて皆さま、掃除していますか?
「当たり前でしょ」とお答えになる方は
多いと思いますが、では掃除する時に
どんな気持ちで掃除していますか?
私などは、面倒だという気持ちが先立ってしまい
自宅でも「お風呂掃除と皿洗いして」と妻に言われると
後でやるよと言いながらついつい後回しにし
、妻の怒りを買うというのが常習化しています……。
そんな中、先日パナソニックを一代で築き上げた
経営者・松下幸之助氏についての本を読んでいたところ
掃除を“商売や政治を極める道に通じるもの”として
大変重視したと書かれていました。
あるエピソードでは、
年末大掃除を終えてピカピカになった
工場内を満足気に見回っていた松下幸之助が
トイレを見て非常に腹を立てたそう。
というのも、トイレだけは誰も掃除をせず、
かなりの汚れが。
すると松下氏は腕まくりをし
自ら掃除を始めたそうです。
掃除といえば、有名なところでは禅僧も
「一に掃除、二に信心」というほど掃除、
食事作り、洗濯などを重視しています。
松下氏も禅僧もなぜここまで掃除にこだわるのでしょうか。
経営と禅の修行では目指すべきところは
違うかもしれませんが、いずれにしろ
単純なことでも真心を込めて行うことで
いろいろ見えてくる、ということなのかなと思いました。
掃除を通してやり方を創意工夫する、
過不足はないか、どうすればみんなが
心地良くなるかを考える。
そういった思いは、仕事や経営、
生き方などに通じていくのかもしれません。
さて影響を受けやすい私は、早速掃除を実践中。
三日坊主にならないように、応援よろしくお願いします!