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住まいの紫外線対策とコロナ対策!?

2020-07-17

7月に入りました。
雨明けが待ち遠しくもあり、
日差しも強くなり、木陰が恋しい季節となりました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

コロナ感染拡大は落ち着きを取り戻しつつもまだ終息していません。
世界的には拡大していますし、
国内でも感染拡大の第2波が起きる危険性が十分にあります。
なによりワクチンも開発途中ですので、
まだまだ気は抜かずに、
これからは暑さ対策にも十分に注意を払っていきましょう。

 

さて、一昔前まで、夏といえば日焼けした
小麦色の肌が似合う季節というイメージでした。
しかし最近は、日焼けは肌トラブルの原因になるので、
歓迎されません。

店頭にはいろいろなUVケア商品が並び、
本格的な夏がやってくる前から
しっかり日焼け対策をしている人が
多くなっているのだそうです。
そして、実は肌だけではなく
住まいにとっても紫外線は困り者です。

大掃除でベッドやじゅうたんを動かしてみたら、
床や壁の色がそこだけ濃かったという経験はありませんか?
家の中に、明るい光が差し込むのはいいことですが、
それはすなわち紫外線も差し込んでいるということで、
私たちが気付かない間に、
家具や壁などの変色や退色が進んでいます。
住まいの劣化を防ぐ基本対策は、
紫外線が当たらないようにすることです。

ホームセンターなどには
窓ガラスに貼るUVカットフィルムが販売されていますし、
カーテンをUVカット加工のものに変えるのも効果的です。

家具は配置に工夫し、
窓の近くに置かないようにします。
定期的に模様替えして家具のレイアウトを変更してもいいですね。

家具に使えるUVカットスプレーを利用するのもおすすめです。
配置替えや買い替えしにくい大きな家具や高価な家電には、
カバーをかけると、紫外線対策だけでなく埃除けにもなり、
一石二鳥です!!
とはいえ、紫外線には殺菌効果や骨をつくる
ビタミンDの生成などメリットもあります。

また、新型コロナウイルスとの共存が
迫られるウィズコロナ時代において、
「光明」となり得る技術の実用化が近づいています。
その技術とは、波長が222nm
(ナノメートル:ナノは10億分の1)の
紫外線によるウイルスや細菌の不活化(感染力や毒性の消失)で、
「数分の照射でほぼ不活化」
「人体に影響がほとんどない」
という夢のような性質を兼ね備えているのだそうです。
開発では、日本のメーカーが圧倒的な優位にいるそうで、
本当に期待したいですね。
それでは、今月も頑張っていきましょう。

 

竹田

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