業務・・・現地で地縄張りとレベル設定
2019-08-29
佐野です。
先日、現場担当者に誘われ現場へ「地縄張りとレベル設定」へ行ってきました。
普段は現場担当にて作業しますが、現地調査も兼ねお手伝いへ・・・
地縄とは、着工前に現地に実際の建物形状で縄を張ることで、現場での一番最初の
作業です。
敷地境界線や道路から○○m等と設計されていて現地で位置を出しますが、建物の
形を作るには直角を出す必要があります。
(パソコン上でのCAD作図時は一瞬で直角ですが、現場では一瞬では無理です)
測量機器を使用する場合もありますが、正確に素早く直角を作る方法があります。
その名も「3 4 5 (サン、シー、ゴ)」です。方言かな?
3の倍数(辺)、4の倍数(辺)、5の倍数(斜辺)にすると直角三角形が出来ま
す。ピタゴラスの定理(三平方の定理)でしたっけ・・・
距離と直角が現場で出すことができれば、地縄が張れます。
レベル設定とは、建物も高さを設定することです。
こちらは測量機器を使用したほうが素早いです。
敷地の各部分に対して道路、隣地、諸設備等の高さを確認し適切な高さに調整しま
す。最終的な完成時の土間コンクリートの水勾配を想定したり、玄関までの段差が
問題ないか確認し設定します。
(パソコン上での調整は電卓さえ使用せず設定出来ますが、現場で雨の中に電卓を
たたいていると結構たいへんです)
今回は、現場担当者が地縄を借り張りしておいてくれたので、悪天候の中でしたが
短時間で完了しました。
写真が無く寂しかったので、食べ歩き写真を1枚
「カシミール」に行ってきました!日本語はほぼ通じません!!海外旅行気分が体
験出来ます!!!ほぼパキスタン!!!!日本人には一切出会いませんでした。