気候風土・間取り・収納計画
富山県の気候・風土・地域性にあった
工法と家づくり
工法仕上げ材、住宅の性能に関して、
家づくりを進める上での問題は!
日本海側、特に北陸地方は高温多湿な地域性があります。太平洋側に住んでいる人が、富山県に来ると、けっこう湿度が高いと感じられていますね。
冬の湿度が高いと、乾燥しないので、風邪をひきにくかったり、女性の方にはお肌には肌がカサカサしないので、よい面もありますが、それ以上に住宅の場合は、冬場の湿気が高いということはですぐに結露してしまうという、大きな問題があります。
古い家は隙間も多いので、冬は特に寒さを感じますし、暖房能力の高い石油ファンヒーターを多く使っていますし、さらに室内で洗濯物を乾かしていますので、除湿機が必要になります。住宅にとって大きな問題となります。
健康面からですと、ある程度は湿度が高い方がよい、インフルエンザなどの風邪にかかりにくいという面からであれば、湿度は多少高くてもいいのですが、家の防湿機能が低いと、その場合には住宅性能に大きな問題、影響があります。
特に、最近の家は、どの家も断熱性や気密性が髙く、オール電化仕様になりましたので、逆に乾燥しすぎて困っているという話も聞くようにはなりましたので、しっかりと湿度の調整が必要になってきます。
間取り
間取りを考える上で大事な事は、
そこに住む家族それどれの生活動線を考えることです。
最も大事な事は、
家事する人が使いやすいことです。
奥様のために、育児と家事動線をしっかりと考えておくことで、普段忙しい家事にかかる時間を短縮することが出来ます。
特に最近は、どの家庭でも最優先に考えておくこととしては、室内物干し場所の確保です。
天気が悪くても多くの洗濯物を干す場所が必要となります。
アパートだとベランダや屋根つきのバルコニーがついていますが、一般的な一戸建ての間取りだと、洗濯機は1Fに置きますので、何処の場所がいいのか、使い勝手、洗濯動線を考えてしっかりと、場所を決めることが重要ですので、それと、食事を準備する(食品をしまっていくことも含めて)のと、後片付けを考えた動線計画を行うことも重要ですし、お掃除動線を考えることも必要です。
そしてそれぞれ、平日と休日の場合も想定して計画します。
家族全員が使いやすい動線計画、間取りを計画することが大事な事で、ストレスの少ない生活を送ることが出来るようになります。
そして、使いやすい間取りは、収納計画とセットで考えられた家だということで、正しい収納計画はどうすればいいかということです。
収納計画
最近では使いやすさを考えて、低価格で面積を抑えた住宅を除いて、多くの住宅会社では、収納場所を広く確保する間取りを提案しますが、一般的に収納面積は大きく取ってあるのですが、物の出し入れ、特にしまい方までしっかりと考えてない間取りを多く見ます。
何をどこにしまっておくことも大事なのですが、使いやすさを最優先に考えておかないと、物をしまったけれどいざ使う時に出せない、片付かないといったことが起きてきます。
せっかく家を建てたけれども、収納不足だったのではといった問題が起きてきます。
それでは、どうしたらいいかということなのですが・・・!
「どの部屋に、どんな収納を配置して、そこに何を、どのように納めたら、快適な暮らしを実現できる」かを事前にしっかりと計画しておくこと、収納を平面と立面の両方で考えることが必要だということです。
物が散らかっているということは、物の量にあった収納がないということであり、あるべき場所に物が収まっていないということは、生活動線にあった収納場所がないということです
家を建てた後も物は増え続けますので、収納場所が多く広くする、大きい家を建てれば、それで問題が解決するということではないのです。
一般的には、持っている物の分類から始めて、厳選をして収納を計画をし、中に入れる物を選び、納めることです。簡単なようで、結構難しいことですので、間取りと収納計画をセットで考えれる方に任せください。