資金計画を作成する
家づくりの予算に関して(資金計画書を作成する)
お金の話・資金計画、資金計画書を作成します。
将来予測がしっかりと適切にできれば、それで第一の問題、ステップはクリアーできます。
しかし、資金計画書がうまくセットでできてないと、やはり問題が残りますので、失敗しない資金計画書の作り方を説明します。
それは、ライフプランを立てて、将来予測を行った上での無理のない金額をもとにした、資金計画表を作成することです。
当然、限られた予算内での家づくりを行うことになりますので、家づくりにかかるお金の合計、総額を大きくしないことが、まず、一番大事なことです。
しかしながら、自分たちが希望する家づくりのためには、少しぐらいであれば予算を増やしても、借入を増やしてもいいと思った時には問題が起きます。
つまり普通は、手持ちのお金が少ない、多く出せない場合には、借入額を多くします。しかしその結果として、月々返済が多くなります。そうなると、結果として貯金も増えませんし、できません。
そして毎月、月々返済に追われるの、今までやってきたこと、やれたことでも、お金のかかるので、あきらめないといけなくなったり、我慢を強いられます。
その結果として、人生を謳歌したりするということが、難しくなっていきます。
そうならないために、事前にしっかりと無理のない資金計画書を作って、無理なく返済できる範囲内での家づくりを進めれば、借入額もオーバーすることはありませんし、何よりストレスのたまらない家えづくりを進めれると思います。
つまり、家づくりで自分たちが実現したいと思っていることに順位をつけて、選択して決めていくことです。何でもかんでもやろうと思えば、予算は増えます。
まず、家づくりで何を最優先にしたいかです。そして、できれば全体の予算配分の中で、土地、建物、家具・家電製品、外溝・エクステリア、そして借入諸経費まで、とにかく家づくりにかかるすべての費用を計算しておくことをお勧めします。
出来ればバランスよく配分しておくことも大事です。
土地のことについて考える
土地ありと土地なしの場合では違いますが、
資金計画書を作るのと同時に土地のことについても考えます。
土地探しから始まる人
土地探しから始まる人は、まず最初に予算内に収まる、土地探しを行うことから始めます。
自分たちが建てたいと考えている地域選びから始まるのですが、ここでは、建てたい地域がある程度決まっているとしてお話しします。
(地域選びに関しては、別の所でお話しします)
1 まず最初に諸経費を計算しておきます。
実はどの場合も大体同じで、借入額によって、諸経費は変わりますが、それほど極端な差は出ませんので、一般的な諸経費がいくらかかるのかを知ることから、始めてください。
銀行からの借入時に必要な金額、登記費用、引越し代などが主な金額ですが、家を建てると、家具や家電製品を新しく買い替える方が多いので、当然その金額も計算しておきます。(おおむね総額の1割程度です)
2 その次に自分たちが建てたいと考える家には、どのくらいのお金が必要なのか、
すべて満足しよとするといくらかかるのか、優先順位を決めて、少なくともここまでは実現したい場合にはどのくらいかかるのかを、最大限いくらから、最低はこのくらいまでならいいかを、大体計算します。
3 最後に建てたい場所での、土地の相場を調べます。
当然便利な場所、条件のいいところは高いのですし、そうでないところは安くなります。但し、ここでは土地を最終決定しませんので、ある程度の幅をもって金額を設定します。
○○〇万円~〇〇〇万円というふうです。
先に土地探しから始めてしまうと、予算内での家づくり、家にかけれる費用が少なくなってしまいます。
家づくりの費用を増やすと、土地代にかけれる費用は減ってしまいますし、土地代にお金がかかると、建物代が限られてしまいます。
建物の費用も土地代も、資金計画の総額内でのバランスがとれていること、自分たちが決めた優先順位のなかで収まっているのかということが、重要になってきます。
しかしながら、なかなかバランスよく建物と土地代の予算を決めるのは難しいので、信頼できる家づくりの専門家に聞いた方がいいと思います。
土地をすでに持っている人
土地をすでに持っている人は、土地代にかかる費用を計算しなくていいので、土地探しの方が最初に計算した、
1 諸経費を計算します(土地探しからの方を参照)
2 家づくりにかけてもいい費用を計算する(土地探しからの方を参照)
ただし、土地探しが必要ない方場合には、家づくりにかけれるお金は、土地探しが必要な方に比べて、どうしても大きくなりがちになります。
将来予測でも比較的ゆとりがあったりするので、どうしても優先順位の決め方が甘くなって、ついつい余計めに家づくりにお金をかけてしまうことになりますので、十分に注意して、家づくりにかけれるお金を決めてください。
特に、年齢の割に、また年収が大きい割に貯金額が少ない人の場合は、一般的には出費が大きいので、今は大丈夫かもしれませんが、将来を考えると、家計内での無駄な出費はリスクが伴いますので、要注意が必要です。
土地がない方でも、ある方でも、将来の人生予測とセットで資金計画を作ること考えることが、失敗しない家づくりに結びつきますので、まず、しっかりと資金計画書を作ってください。
チューリップハウスでは無料で、失敗しない資金計画書の作成をお手伝いしていますので、希望される方は、お気軽にご相談ください!